8月の振り返り
8月は、国内企業の決算発表が一巡しました。
決算内容によって個別銘柄の明暗が分かれる場面はありましたが、エヌビディアの決算も市場予想を上回り、AIやデータセンターへの需要が依然として強いことが確認されました。
(ただし、AIインフラ関連企業の一部では、多額の債務やキャッシュフローへの懸念も出てきています。今後は、成長性だけでなく、財務体質や投資を回収する力によって企業の選別が進みそうですね)
大きな波乱はなく主要な決算を通過した一方、月後半には長期金利の上昇が株式市場の重しとなりました。
特に気になったのが、ジャクソンホール会議でのウォーシュFRB議長の発言です。
ウォーシュ議長は、インフレ率がFRBの目標である2%を上回っていることに警戒感を示しました。この発言を受け、アメリカでは高い金利が長く続き、場合によっては追加利上げもあり得るとの見方が広がりました。
(ただ、ウォーシュ議長を選んだのはトランプ大統領で、トランプ大統領は利下げを望んでおり、さらに11月のアメリカ中間選挙ということを考慮すると、実際にはなかなか動きづらいのでは?ただ、パフォーマンスは必要で、そうすることで追加利上げを意識・警戒させたのかも…?といのが、あくまでも個人的な見解です)
いずれにしても、企業決算・個別銘柄を見る相場から、インフレや金利、金融政策などの外部要因を見る相場へ、再び重心が移ってきたように感じます。
9月の相場をどう考えるか
9月も、日米の長期金利は高い水準で推移するとみられ、インフレや金融政策の動向によっては、長期金利がさらに上昇する可能性があります。
アメリカではインフレ率がFRBの目標を上回っており、高い金利が長く続くだけでなく、追加利上げへの警戒も残っています。
日本でも、円安や物価上昇が続けば、日銀が追加利上げに動く可能性があります。日銀の利上げ観測が強まると、日本の長期金利がさらに上昇し、企業の資金調達コストや株式の評価にも影響します。
日銀の利上げは、銀行や保険などの金融株には追い風になりやすく、半導体や成長株には重しになりやすいと考えられます。また、利上げによって円高が進めば、自動車など輸出企業の業績への警戒が強まる可能性もあります。
また、イラン情勢も先行きが見通しにくく、原油価格は高止まりしています。原油高が長引けばインフレを押し上げ、アメリカでは利下げを難しくし、日本でも追加利上げの必要性が意識される可能性があります。
ただ、個人的には、11月にアメリカの中間選挙を控えていることを考えると、相場も一方向には大きく動きづらいように感じています。高い金利やインフレが株価の上値を抑える一方、選挙を意識した政策への期待などが下値を支え、上にも下にも進みにくい展開になる可能性があります。
そのような中、アメリカの雇用統計やインフレ指標、メジャーSQ、日米の金融政策をきっかけに、一時的に大きく動く可能性もあり、注意が必要ですね。
9月はデイトレを学ぶ
個人的に、方向感の定まらない相場では、数週間先の上昇を想定して保有するスイングトレードは難しいのでは…?と考えています(それとも、もっと長期的な目線で考えるかですね)。
そこで9月は、スイングトレードにこだわらず、入るチャンス・機会に応じてデイトレを少し増やそうかと考えています。まあ、利益を出したいというよりも、まずは勉強と検証ということで。無理に毎日取引するのではなく、自分の条件に合う場面があったときだけ入りたいと思います。
特に、これまで損失が大きくなりやすかった寄り付き直後を避け、相場の方向性を確認するのはもちろんとして、飛び乗り・飛び降りをしないように注意しながらからエントリーしたいと思います。
9月は次のことを意識します。
- 9時からの朝一は無理に取引しない
- 飛び乗り・飛び降りはしない
- 1分足、5分足の両方を確認
- VWAPと5分足で方向を確認する
- 条件が合わなければ取引しない
- エントリー理由と決済理由を記録する
自分が取引しやすい銘柄や時間帯、値動きから、勝敗パターンを見つけることを優先したいと思います。